この度、長年にわたり地域医療に貢献されてきた菅谷クリニックを継承させていただき、院長に就任いたしました薄井智彦と申します。
私は平成4年に聖マリアンナ医科大学を卒業後、8年間大学病院で血液浄化療法(血液透析など)を含めた急性・慢性の腎疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、血液疾患、内分泌・代謝疾患などの治療や管理を中心に診療をおこなってまいりました。また一般病院や診療所では、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病や、ご高齢のかたの診療科にとらわれない在宅訪問診療を含めた管理、小児科診療など、内科全般の診療をおこなってまいりました。
『病気を診ずして、病人を診よ』、これは私が研修医時代から診療に際して常に心掛けている言葉です。体調が悪かったり、自分の体やこころに不安があったり、病院にかかる患者さまにはなにかしら受診の理由があるはずです。
疾患を正確に診断して適切な治療を行うことは当然ですが、それだけで良くなるとは限りません。病変部だけをみるのではなく、患者さまの背景も踏まえながら一人ひとりの状態を考慮していくことが必要だと考えております。
引き続き地域の皆様に安心して受診していただける主治医として、また健康に関してどんなことでも相談していただけるようなかかりつけ医として、皆様のお役に立てるように頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。